5月勉強会 「始まった海外金融口座の自動的情報交換 ~国外資産の所得・相続の留意点~」

2017年06月04日 09:40

5月は、SG相続かながわと合同勉強会を開催します。


日時: 5 月 18 日(木)午後 6 時 30 分より午後 8 時 30 分 ( 2 時間)

場所: かながわ県民センター 3階 301会議室

テーマ: 『 始まった海外金融口座の自動的情報交換 ~国外資産の所得・相続の留意点~ 』


≪講演概要≫
1998 年 4 月の日本版ビッグバンから 19 年が経ちます。金融自由化によって個人の海外資産や海外取引が増加したため、近年、相続・贈与の改正、国外財産調書や財産債務調書等の海外資産の情報制度が次々と導入され、海外資産に係る監視および課税強化がなされています。 他方、国際的な取組みとして共通報告基準 (CRS) に基づいた非居住の個人の金融口座情報の自動交換が各国税務当局間で実施されます。現在、日本を含む 100 以上の国・地域が CRS の導入を決定。日本は、 2018 年 9 月に初回の情報交換を実施します。既に、国内の金融機関は、税務署へ報告するために報告対象の顧客口座情報を特定する作業を開始しています。 国内における現行の海外資産の情報制度等を再確認し、 CRS の概要、各国の CRS の導入スケジュール、非居住者の海外金融口座の情報交換の対象等、 CRS 導入による留意すべき海外資産の所得、相続についてお話したいと思っております。(講師記)

講師: 落 義門氏(おち・よしと) 独立系 FP ( 内部講師、CFPⓇ認定者、 FP1 級技能士、善意通訳者 )
      

≪講師略歴≫
1951 年福岡県生まれ。 1975 年青山学院大学法学部卒。 同年 Grindlays 銀行入行。
その後、 Midland 銀行、 ING 銀行を経て OCBC 銀行東京副支店長。在職中に CFP 資格を取得。
1999 年 OCBC 銀行退職。同年 FP 業務を開始、現在に至る。
24 年間の外国銀行勤務時代に法人取引・個人取引の両分野の業務開拓に従事し、海外赴任(アブダビ・ロンドン)を通じてグローバル・アカウント・マネージメント(世界各地の取引の推進と一元管理)に関し、豊富な経験を積む。 国内外の資産運用、ファンド分析、投資教育、企業年金・退職金、財務戦略など各種研修会の講演や執筆、コンサルティングを幅広く展開中。 
    
課目名(申請予定単位): 2 単位 ( 金融資産運用)

参加費:●当SG会員:無料(年会費にて充当)
      ●ゲスト参加:2,000 円


勉強会の後、近くの居酒屋にて懇親会を開催。参加費: 2,000 円